※この記事は、むかし少しだけ書いていたブログ記事の転載です。できるだけ生の文に近い形で修正を加えています。
こんにちは。ズッキーです。
週末に彼女に会いたいと伝えたら、暑いから出たくないと言われました。
「うん、まあわかるよ…」と思わず納得してしまったのは、私だけじゃないはず。気候変動もほどほどにしてほしいものですね。その原因は、概ね人間のせいだとは思っていますが。
さて、今回は、私がフィンランドのOulun yliopisto(オウル大学)を留学先として選んだ理由についてお話ししたいと思います。
オウル大学ってどんなところ?

まずは、私が留学したオウル大学について、簡単に触れておきましょう。
フィンランド北部の都市Oulu(オウル)は、北欧のシリコンバレーと言われるほど、ICT産業が盛んなことで知られる都市(Cf. オウル市HP)で、オウル大学も当然ながら工学分野に強みを持っている、と思っています。オウル大学は、フィンランド発の世界一の携帯端末会社であったNokiaとも研究提携していることからも、そのことがよくわかります。もちろん、それ以外の学部も充実しており、特に教育、建築、経済学分野なども強いと思います。
しかし、正直に言うと、当時の私はこの大学についてそれほど詳しく調べていたわけではありませんでした。では、なぜそんな私がオウル大学を選んだのか? その理由は、かなりテキトーでした。
教授の一言が決め手? 私のテキトーな大学選び
事の発端は、私の大学の生態学系の教授の一言でした。「フィンランドに留学したいんです」と相談したところ、教授が「この間、オウル大学の先生と話したよ」と。その言葉に特に何も考えずに「ふーん、じゃあそこにしてみるか」と、あっさり決めてしまいました。
正直なところ、もう少し英語が得意だったら、Helsingin yliopisto(ヘルシンキ大学)という選択肢もあったかもしれません。ヘルシンキ大学は、交換留学に必要な英語のスコアもオウル大学より高く、日本の東京大学のような立ち位置だと思ってください。当時の私は英語も得意ではなかったですし、そもそもそこまで深く考えていませんでした。
今になって考えると、進化生態学(evolutionary ecology)の分野で著名なHanna Kokko氏がヘルシンキ大学出身だと知っているので、もう少し頑張ってヘルシンキ大学を目指すという選択肢もあったかな、と思います。しかし、当時はまだ研究室に配属されておらず、論文もあまり読んでいませんでしたし、そもそも手に入る情報自体が非常に限られていました。偶々相談した教授が教えてくれた情報が、当時の私にとっての「全て」だったのです。
振り返ると、人はその時その時で得られる情報や持っている視野が限られています。その中でなんとかするしかないんですよね。当時の私は、知らない人と話すことに慣れておらず、人に頼ることも苦手でした。そのため、さらに得られる情報が限られてしまっていたわけです。
今でも人に頼るのは少し苦手ですが、必要であれば頼らなければいけない、ということは知っています。年を重ねるごとに、自分一人ではどうにもならない場面が増え、必然的に人に頼らざるを得なくなっただけです。
ちょっと話がそれてしまいました笑。
私の運任せの選択


結局のところ、私の大学選びはかなり「適当」だった、と言わざるを得ません。そこに確固たる強い意思があったわけではないです。
というのも、留学すること自体が、当時の私にとってはとてつもなく大きな挑戦でした。海外に一人で行くこと自体が怖くて仕方なかったくらいで、大学選びについてあれこれ悩むほどの精神的余裕も、考えの幅もなかったのが本音です。
私はもともと臆病で内向的、そして保守的な性格なので、できれば挑戦なんてしたくないタイプです。しかし、厄介なことに「欲望のままに生きてしまう」という性質も持っているため、その欲望が発露した結果、仕方なく挑戦せざるを得ない場面が多く訪れます。このフィンランド留学も、まさに私のそんな「困った性質」が作用した結果でした。
きっと、私はそういう星の下に生まれてきたのです。仕方がありません。
私は偶々オウル大学に導かれたので、それに素直に従いました。大学選びなんて、案外運と流れに身を任せればどうにかなるものです。後悔は後からするものなので、その時にすればいい。一時的に選択を失敗することなんて、人生ではごく普通のことだと割り切っています。
もちろん、「それは無責任だ」と感じる人もいるかもしれません。そういう方は、できるだけ人脈を広げ、多くの情報を集めるしかないでしょう。本当に価値のある情報は、往々にして自分の視野の外にあるものですからね。
私自身、結果としてオウル大学をとても気に入ることになりました。もし将来、他の大学に行きたくなっても、大学院に進むなどして、その機会は自分でどうにか作り出せるだろう、と楽観的に考えていたので、大して気にもなりませんでした。
仕事のように、失敗したら誰かに迷惑をかけるわけでもないし、たとえ失敗したところで自分の人生です。きっと将来の自分が何とかしてくれるでしょう! 今の私は、とりあえず目の前のことに集中するだけです(笑)。
この話が誰かの参考になれば嬉しいです。


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