フィンランドのステレオタイプ? 留学先オリエンテーションで出会った魔法の言葉『Oho!』

留学石オリエンテーションで出会った"Oho!" 留学・長期滞在

※この記事は、私が昔少しだけ書いていた記事の転載です。

 

 こんにちは。ズッキーです。

 今回は、フィンランド・オウル大学に留学して、最初に直面した「オリエンテーション」での話です。めくるめく英語の波に揉まれながらも、そこで出会ったフィンランドの「魔法の言葉」とは…?これから留学を考えている人、フィンランドの文化に興味がある人は必見です! 

オウル大学のオリエンテーション

 たぶんどこの留学先でも行われていることですが、オウル大学に留学すると、最初に留学生向けのオリエンテーション(大学説明会)があります。

 私の時は、2人の先生が、一番前の机に座りながら寛いだ感じで、オウル大学の学生生活について語っていました。留学生は、説明でありながら会話をしている2人の言葉を聞きながら、留学生活に対する理解をしていく、という感じでした。

 そういえば、外国人の先生は机に座って説明したりするな〜、とぼんやり思いました。日本でも、外国人の先生や発表者がプレゼンをするときは、机に座りながら話しているのをよくみます。日本人の先生がやっているのはほとんど見たことがないですが。

 説明する時には、机の方が高さ的にいいし、立って説明するより楽そうです。そう考えると、日本の先生も机に座っていいと思うんですけど、多分マナー的な問題で座らないのでしょう。日本人って少しルールに厳しいですよね。

 話が脇に逸れました。

 でも、話がそれたのは、ブログ記事を書いている今に限った話ではなく、当時の私の思考も、このときすでに脇に逸れていました笑。私は、オリエンテーションの話についていけていませんでした。めくるめく英語の波に揉まれて、頭がくらくらしていたのです。情報量多すぎでした。英語が右から左に流れていくことだけがわかりました。

 その後、日本人の他の留学生と話したら、私より聞けている人もいれば、私より聞けていない人もいて、覚えているところも違ったので、みんな大して変わらないんだなあ、と安心したのを覚えています。

 オリエンテーションの内容はこんな感じでした。

  1. 学生用アパート運営会社PSOAS(Student housing in Oulu | PSOAS)からの説明
  2. オウル大学の授業申請方法
  3. フィンランド文化に関して
  1. 学生用アパート運営会社PSOASからの説明
     PSOASの話に関しては、PSOASの会社からおっちゃんが来て、説明していました。当時のメモを見ると、「インターネットが開通するのは1月10日だよ。」と言われたとあります。そういえば、Ouluに到着して、あまり経たないうちにアパートの私の部屋でインターネットを使おうとして、使えなかった出来事がありました。もしこれから留学する人がいれば、開通日までは家でネットが使えない可能性があると覚えておくといいかもしれません。開通までの期間、私は大学のwifiで人と連絡を取ったりしていました。
     
  2. オウル大学の授業申請方法
     私が留学した当時はweboodiというシステムで授業を申請するという説明を受けましたが、今は無くなった様子(WebOodin lukukäyttö päättyy | Oulun yliopisto)です。「weboodiの閲覧利用が終わった」と書いてあります。今はOpinto peppiというシステムで申請するようです。Oulun yliopistoのStudent Guideからアクセスできます。
     
  3. フィンランド文化に関して
     フィンランド文化に関しては、雑談形式で説明を受けました。フィンランドのステレオタイプやマナーの話などです。

 

 さて、このオリエンテーションの中で、私の記憶に一番強く残っている話があります。それは、フィンランドでとても便利な言葉”oho!”の話です。

 

フィンランド人が教えてくれた超便利フレーズ「Oho!」

 フィンランドの重要な言葉suomen tärkein sanaとして有名なのは、”noniin”ですが、

 ”Oho!”もなかなか面白い言葉です。

 普通の意味としては、「あら?」とか「おや?」という意味なのですが、

 これは北海道弁でいうと、「押ささっちゃった、ごめん」というときにも使えます。

 先生たちの説明によると、

スーパーでカートを押していて、それがすれ違いざまに他の買い物客に当たった時などに、

“Oho!”「あら!」

と言うと、「すみません」と「わざとじゃないんやで」の二つの意味を一言で表せる言葉です。”Anteeksi(すみません)”と言うほどではない時に使えます。

 毎年留学生と交流しているフィンランド人によると、オリエンテーションの時は毎回この話をしているらしいです。でも、後でouluに旅行で行った時、話した日本人はこの話を全く知らなかったです。覚えてなかっただけかもしれないですけど。

 ちなみに「押ささった」は「押す」の受動系を表す北海道弁です。わざとじゃないんだよのニュアンスです。わかりますかね? 私は理解するのにちょっと時間がかかりました。

 ただ、この「押ささちゃった」という北海道弁の便利な表現も”Oho”の短さには敵いません。寒いから口を開けたくない時や、私のような内気な人にはもってこいの言葉だと思います。素晴らしい、と言わざるを得ないですね。説明していた先生2人は、フィンランド人らしく、ちょっと自嘲的・自虐的なニュアンスで、この言葉の説明をしていました。フィンランド人は、フィンランドの文化を説明するときに自嘲的な言い方をする傾向があります。

 めちゃくちゃフィンランドっぽい一幕なのだと思いました。フィンランド人は、自分たちの文化をかなり客観的に見れているのかもしれませんね!

 フィンランド人の自虐性はこの下のブログのリンクを見ればわかるかもしれません。私より100万倍ブログを書くのが上手な方です。是非見てみてください。

 

 もう一つ、ついでに。

 最近、フィンランドの漫才コンテストで最近”OHO”というコンビが優勝しました。良かったらみてください。とても完成されていて、日本人が見ても面白いです。

 それでは〜。

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