こんにちは。ズッキーです。
アムステルダム国立美術館を、疲労でげっそりするほど、堪能した私たち。
「座りたいな」と思っていたところで、美術館の目の前から、運河クルーズが出ているのに気がついたので、乗ることにしました。
アムステルダムの文化を知るなら運河クルーズはベスト!

正直、運河クルーズ(Canal Cruise)、めちゃくちゃ良かったです!!
アムステルダム観光で、私が一番に勧めるとしたら、これです。アムステルダムの環状運河って世界遺産ですしね。
絵はつまらないと感じる人もいるかもしれないけど、Canal Cruiseなら、1時間と少し、座っているだけで大丈夫。それで、アムステルダムの雰囲気、そして生活を垣間見ることができるなら、儲けものでは??
アムステルダムの運河を観光する船には、一般的な観光ツアー船から、ご飯が食べられるツアー船、船上バーのある船まで、いろいろ種類があります。その中で、私は、「I amsterdam City Card」(アムステルダム市の観光パス)に含まれている運河クルーズに乗りました。
運河クルーズの基本情報(所要時間・料金・予約)
運河クルーズは、アムステルダムの街に、扇状に張り巡らされた運河を船で回るツアーです。運河から見える、アムステルダムの街の見どころを効率的に回ってくれるので、おすすめです。
- 所要時間:約60〜75分
- 料金:13〜20€程度(2025年6月の印象)
「I amsterdam City Card」なら無料(飲食がつく場合は有料) - 予約:不要(待つ可能性あり)
I amsterdam City Cardで乗れる運河クルーズ一覧(日本語あり)

「I amsterdam City Card」に含まれる運河クルーズは、60 – 75分のツアーです。カードで無料になる運河クルーズの会社は複数あり、日本語のオーディオガイドがついている会社は、そのうち3つだけです(2025年6月時点)。
| オーディオガイド | 運行会社 | 発着地 |
| 日本語あり | Blue Boat Company | ・ハードロックカフェ付近 ・ハイネケン・エクスペリエンス付近 |
| LOVERS Canal Cruises | ・アムステルダム中央駅向かい ・ホテルアメリカン付近 ・アンネフランクの家付近 | |
| Stromma | ・アムステルダム中央駅橋付近 ・Damrak pier 5 ・アムステルダム国立美術館付近 | |
| 日本語なし | Amsterdam Circle Line B.V. | アンネフランクの家付近 |
| Amsterdam Boat Cruises | Overhoekspkein | |
| 予約必須(有料バーあり) Mokumboot Canal Cruise | アムステルダム中央駅 | |
| 予約必須 Cultuurferry | Kattenburgerplein |
私たちは、たまたま美術館の前から運行している運河クルーズ(Stromma)を利用しただけなのですが、日本語オーディオガイドがあって、とても助かりました。良かったら参考にしてみてください。
▶︎I amsterdam City Cardの元は取れる? 0.03ユーロ損した話
運河クルーズ:乗り場に行って、すぐ乗れるとは限らない
私たちが美術館を出たのは、午後4時半過ぎ。とぼとぼ歩いていたので、クルーズ船の乗り場に着いたときには、40分か45分くらいになっていました。
受付に行くと、次の便はいっぱいなので、乗れるのは17:30だと言われました。
つまり、40〜50分待ちです。疲れていた私たちは、スーパーに行って、ブルーベリーとハムとお水を買うと、乗り場にある椅子に座って待つことに。ちょうどいい休憩タイムですね。
(▶︎ミネラルウォーター比較|ベネルクスでペットボトルの水を買うなら何がおすすめ?)

スーパーでは、会計前に、ポテチの袋を開けて食べる人がいて、びっくり。でも、開けた袋をそのまま店の人も会計していたので、問題ないのかも。そういえば、昔、日本に来ていた外国人も同じことをしていたような……。
そのときは、伝えたら、「ごめんね」って言われたけど。
いや、払ってくれれば、結果的には一緒ではあるんだけど……。
海外では普通なのか??
わ、わからん。
アムステルダムっ子の休日は船の上で

夏にアムステルダムに行くと気がつくと思うのですが、オランダ人は、ボートの上で実に開放的な姿で、自分を解き放っているように見えます。
上半身をむき出しにしたお兄さん〜昔のお兄さんたち。
水着を着たお姉さん〜超お姉さんたち。
船で上でお酒を飲んだり、ダラダラしたり、船から運河に飛び込んだりして過ごしています。

そういえば、以前、「日本人は全然ビーチに行かない」とフィンランド人の友達に言われたのを思い出しました。ヨーロッパ人は暇さえあれば、日光浴をしにいく、と。
アムステルダムっ子は、暇さえあれば、運河にいるようにも……?

17世紀から、こうして過ごしてきたのでしょうか。なんだか、健康的でいいですね!
運河クルーズの見どころ

1年で最も日が長い6月の日差しを楽しむオランダ人の姿を横目に、運河クルーズは進んでいきます。
クルーズ船の運転手のお兄さんが、英語で運河のあれこれを解説してくれます。ジョークを色々言ってくれたのに、全部忘れました!
妻はスマホでQRコードを読み込み、日本語のオーディオガイドを聞いていました(イヤホン持参!!)。
私は解説のほとんどを聞き流しながら──「〇〇年代の建物」とか「あれは〇〇」と言われても、覚えていられなくて──目に見える風景を楽しみました。

とにかく、街並みが綺麗です。
茶色や灰色の壁に白い窓枠が映えます。
運河沿いのカナルハウスは、屋根を隠すために、正面の壁の上部を凸の字型にして、装飾しています。この装飾は、所有者の富とステータスを示すものであり、見栄張りポイントです。よく観察してあげましょう。

建物は、運河に面している間口は比較的狭い(日本より広い?)ですが、奥に長い構造になっています(京都の家みたいですね!)。その結果、中の階段は狭くて急にできていて、家具など大きな荷物が運べません。
そこで活躍するのが、建物の屋根の下あたりから、ボコっと飛び出た梁。先にフックがついていて、紐を引っ掛けて荷物を窓から搬入できるようになっています。
子供のときに、妹尾河童の本『河童が覗いたヨーロッパ』でこの仕組みを知って、今回本物を見られたので、とても満足しました。

家の正面をわざと前のめりに傾けて作って、荷物が建物に当たらないようにしている家もあります。窓は本当に大きくて、窓枠を外すと、背の高いオランダ人が一人分くらいありました。これなら、家具も入れられますね!
アムステルダムの運河を泳ぐオランダ人
ガイドの人が、「昔と比べたら、綺麗になったけど、泳ぐことはおすすめしないよ!」と言っている横で、大量のオランダ人が運河で泳いでいました。公式には運河で泳いではいけないので、運河を外れた場所で泳ぐようです。

熱量がすごいです。老若男女関係なく、泳いでいます。

気持ちよさそうではありますけど、同時に汚な……げふんげふんっ!
私も大学の授業終わりに山の方の川で泳いでいたりしたから、気持ちはわかります。まあ、日本人も、運河沿いにサウナでも用意したら、喜んで入るんじゃないかな、と思ったり。
アムステルダムの運河の水鳥たち

運河を泳いでいるのは、人間だけではありません。
よく見たのは、オオバンとカンムリカイツブリ。6月は子育ての時期で、親子で泳いでいたりします。オランダの観光地で見られる鳥については、別記事で紹介しています。
マヘレの跳ね橋
ガイドさんによると、マヘレの跳ね橋の下でキスしたカップルは永遠に一緒にいられるそう。
「キスしたら、オレたちの関係、永遠に続くってさ」
「えっ、私はしないよ」
「えっ!?」
「えっ!?」
「ほら、この旅行って、一応、花も羨むハネムーンだし」
「あなた、したいの?」
「え、いや、別に……」
そして、船は橋の下に。

キスもせず、写真を撮る私。この環境では、なぜか、それが恥ずかしいような気も。
周りからは、チュッチュ、チュッチュとソフトで、ディープな音が聞こえるわけで……。
「ちゃんとやるの、偉いよね〜」と妻。
べ、別に、私たちもやっていいんだからねっ!!
ハウスボートで水上生活

アムステルダムには水上生活者がいます。元々は、家がなくて、ボートを運河に浮かべて生活したわけです。それが今は、新しくボートを増やせないので、高級化。とはいえ、運河沿いの家は、とても値段が高いので、船の方が若干割安だそう。
パッと見はよさそうにも見えます。
しかし、ロッテルダムで、水上ホテルに泊まった感想を言えば、「湿気がすごい」の一言に尽きます。正直、水上で暮らしたくはないと思ってしまいました。
その話は、また今度。
まとめ:アムステルダム観光なら運河クルーズはおすすめ
- 運河クルーズは約60〜75分で街全体を効率よく見られる
- 座って観光できるので、疲れているときにも最適
- 日本語オーディオガイド付きの会社もある
- 予約なしでも乗れるが、時間帯によっては待ち時間あり
- 「I amsterdam City Card」を使えば無料で利用可能(飲食がつく場合は有料)
実際に乗ってみて感じたのは、アムステルダム観光には、運河クルーズが一番楽だということです。街を歩くだけでは見えない、水上からの景色や生活感を体験できるのは、運河クルーズならでは。
初めてのアムステルダム観光なら、美術館とあわせて、ぜひ体験してみてください。




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