ベネルクス旅行3日目④:世界遺産キンデルダイクでほのぼの散策|風車と家畜と野鳥たち

ベネルクス旅行3日目④:世界遺産キンデルダイクでほのぼの散策|風車と家畜と野鳥たち_表紙 ベネルクス

 こんにちは。ズッキーです。

 朝一でキンデルダイクに来るつもりが、なぜか気がついたら正午過ぎに到着した私たちなわけですが、そこから午後5時半まで滞在したので、滞在時間は5時間ほど。

 その間、なにをしていたのかというと、

 

 ……のんびりしていたんです。

 キンデルダイクに行ってすごく良かったと思うのが、風景ののどかさと動物たちののんびりした姿です。もともと私自身がぼけーっとした人間なのもあって、このゆったりとした空間をとても気に入りました。

 見ていきましょう。

 

風車のある風景=のどか

キンデルダイクの風車と水路と青い空
キンデルダイクの風車と水路と青い空

 雲の浮かぶ青い空。

 木より大きな風車が立ち並び、水面に影を作っています。風に正面から立ち向かうその姿は勇姿といってもいいでしょう。まあ、羽根は回っていないんですけど。

 風車がないと水に沈むような土地なので、内情はのどかかはわかりませんが、見た目はとてものどかで素敵です。

▶︎【オランダ】キンデルダイク完全ガイド|風車の仕組み・歴史・観光を徹底解説

 

キンデルダイクで見られる家畜たち

 風車から水路を挟んで向こう側には農地が並びます。

 排水用の水路に囲まれて、四角く区切られた牧草地には、家畜がのんびり横になっています。

風車の後ろにならぶ牧草地

 

キンデルダイクにいた羊
キンデルダイクにいた羊

 調べた限り、顔が黒いからサフォーク種(肉用)に見えます。ところが、Geminiさんによると、テクセル種(肉用)との雑種かもしれないとのこと。テクセルというのは、オランダの島のこと。たしかに、オランダ感も欲しいので、交雑したものだといいな。

 間違っていたら、すみません!

 ちなみに、テクセル(Texel)はテクセルス(Texels)という地ビールを作っている島でもあります。ビールとジンギスカン、おいしそうですね。

 しかし、オランダで羊を食べるイメージはなかったのですが、有名なのでしょうか??

(観光本には書いていないですが、テクセル羊のラム肉は高級ラム肉として、世界的なブランドらしいです)

 

キンデルダイクにいた乳牛

 乳牛もいました。鼻の周りが白っぽいので、ジャージー牛でしょうか。

 ジャージーといえばイギリスなので、オランダの牛ではありませんが、牛乳の脂肪分が多いはずなので、チーズづくりにはいいのかな?

 白黒のホルスタインもいました。ホルスタインはオランダ原産なので、めちゃくちゃオランダらしい景色といってもいいですね。

 

キンデルダイクにいた馬

 こちらの馬は、栗毛に小麦色〜白色のタテガミ。見た目的にもサイズ的にもハフリンガー(Haflinger)に見えます。ハフリンガーといえば、ドイツ(南部)、オーストリア、イタリア原産の馬なので、オランダの馬ではありませんが、まあ、芝刈り機代わりに飼っているのでしょうか。

 ハフリンガーといえば、首が柔らかい馬というイメージです。

 

 あとは、前の記事でも紹介しましたが、鶏やヤギなども飼われています。

 ▶︎ベネルクス旅行3日目③:世界遺産キンデルダイクの2つの風車ミュージアムを見学

 

 

6月のキンデルダイク=野鳥の子育て期

 オランダで見られる鳥の種類については、▶︎【実録】観光中に出会った鳥たち:オランダ・ベルギーで見た野鳥まとめをご覧ください。

イエスズメ Passer domesticus

イエスズメの親子。親鳥が茶色い羽の方(左)、ヒナが地味な色合いの方(右)。

 イエスズメの親子がいました。

「食べ物、ちょうだいよ」

とひながピーピー鳴き、

「ここまで来た子にしかあげないよ〜」

とばかりに親が顔を背けています。

 最終的には、親がヒナにエサをあげていました。

 そのあとも、ピーピー鳴いているのを微笑ましく思いながら、観察しました。

 

コブハクチョウ Cygnus olor

キンデルダイクにいたコブハクチョウの親子

 コブハクチョウ(Mute Swan Cygnus olor)といえば、外来種のくせして、日本の観光ガイドの写真のトップを飾ることがあるハクチョウ。

 ヨーロッパ原産なので、オランダでは在来種です。許す。

 

カンムリカイツブリ Podiceps cristatus

キンデルダイクにいたカンムリカイツブリの親子

 カンムリカイツブリ(Great crested grebe Podiceps cristatus)は、日本にも生息します。私も北海道の漁港などでみたことがあります。

 もう少し小さい時には、親の背中にヒナを乗せて運ぶ様子がみられます。オランダで見るなら、5月下旬か6月上旬あたりに行くといいかもしれないですね。

 私が行った6月下旬には、ヒナは大きくなって、自分で泳げるようになっていました。

 

オオバン Fulica atra

キンデルダイクで見たオオバンのヒナ

 オオバンとカンムリカイツブリは、オランダ中いたるところにいます。

 キンデルダイクで見たものは、自分で歩いて草を食べられるようになっていました。

 

エジプトガン

エジプトガンの親子
エジプトガンの親子

 最近、ヨーロッパでエジプトガン(Egyptian goose Alopochen aegyptiaca)増えているらしいです。移入種ということなので、外来種ですね。

 

クルーザー舟ツアー

 お散歩は十分にしたので、クルーザー舟に乗りました。

 少し早めにいって、一番前の席をゲットしました。

 舟に乗ると、陸からは見えにくい場所も見えるのが、良いところ。

▶︎キンデルダイク観光ガイド|おすすめ散策ルート・見どころ・チケット情報

 とある茅葺の風車の前で、Kubotaのユンボで作業する人々を発見。

 おじさまたちが集まって、なにやら話し合っています。風車のメンテナンスをしているのでしょうか。

 そういえば、キンデルダイクの風車には、今も現役の風車守(Miller)たちが住んでいるそう(Cf. 風車守の一覧)。たとえば、ネダーヴァールト第5風車(Nederwaard Molen No.5)には、230年にわたり、Hoek家が住んでおり、風車の管理をしています。

 ちなみに、この第5風車は、風車の真下でカマス漁をするための仕掛け網を設置していたことから、カマス風車(Snoekmolen)と呼ばれているそうです。

 通り名のようなものがあるところに、生活感があります。

風車の羽根の根元に書かれた「1740」の文字(1740年築の風車)

 特に、遊歩道の対岸 Overwaard は、8基の風車が並び、茅葺木造の風車(正確には葦葺:riet)です。日本の茅葺の家も風情がありますが、キンデルダイクの風車や小屋は、同じ茅葺でもどこか異国風。

 中には太陽光発電のパネルをつけている小屋もあります。

 クルーザー舟のガイドさんが、かつては、火事にならないように、台所と風車が離れて設置されていたと教えてくれました。

 

まとめ

キンデルダイクでのんびりする方法
  • のんびり家畜を眺める
  • 子育てする野鳥を観察する
  • クルーザー舟から生活感を楽しむ

 水に沈みかねない土地を、人の手で守り続けている場所なのですが、不思議と景色は穏やかで、時間がゆっくり流れているように感じました。ぼけーっと風景を眺めているだけで、17時半になっていました。

 風車だけでなく、水路を挟んでのんびり暮らす家畜や、子育てに奔走する野鳥たちを、何も考えずに眺めてみるのもいいですよ!

 お時間があれば、ぜひ!!

 

参考文献・サイト

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