こんにちは。ズッキーです。
前回の記事で、マウリッツハイス美術館に到着。
今回はついに、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』『ディアナとニンフたち』『デルフトの眺望』とご対面します。
私たちは、2時間半あれば余裕で回れる館内を6時間(食事込み)かけて鑑賞したので、記事をいくつかに分割して書いていきます。
(ほぼフェルメールの部屋にいた笑笑)
フェルメール好きによるマウリッツハイス美術館の概要

マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)といえば、『真珠の耳飾りの少女』で有名な美術館です。オランダ総督の家系であるマウリッツさんが建てたhuis(家)ということで、Mauritshuisという名前になっています。
フェルメール作品では、『真珠の耳飾りの少女』のほか、『ダイアナとニンフたち』『デルフトの眺望』の3作品を所蔵しています。
素敵ですね。
しかも、マウリッツハイス美術館の展示作品総数はそんなに多くありません。2026年7月現在の展示数は259点。日本の大規模な企画展と同程度の規模です。
7時間かけて、やっと全展示(8,441点)を見られるかどうかのアムステルダム国立美術館と違い、簡単に全展示作品を見ることができます。
所要時間は、観光ガイドブックの『aruco』で1時間半程度。
私の体感では、2時間半あれば、全作品見られると感じました。
これは、ヤバい!
なにがヤバいかって??
短時間ですべて見られるということは、逆に言えば、フェルメール作品にどれだけ時間をかけるかで、フェルメールへの愛を試している美術館ということになります。
試される美術館、マウリッツハイス。
マウリッツさん、貴方、恐ろしいお人。
まあ、愛を試されているのは、主に妻なので、私はゆるゆる見学です。
美術館の見学開始

展示室に行くための階段の前には、厳つい従業員の人たちが立っています。ロッカーで荷物を預けたあと、エントランスで、チケットの2次元バーコードを機械でピッと読み取ってもらいます。
展示室は2階8部屋、1階8部屋の合計16部屋あります。
エントランスは地下にあり、表示では0階。
フェルメールの絵画は2階展示室15にまとまって展示されています。
フェルメールに会いたすぎてソワソワしている妻に引っ張られるように、私たちは2階に直行。

そこで、フェルメールの絵とご対面しました。
フェルメールの絵画たち
『真珠の耳飾りの少女』

『真珠の耳飾りの少女』の周りだけ、柵がしてありました。
ほかの画家の作品のみならず、ほかのフェルメール作品とも別格扱いです。私たちが行ったときは、美術館内部で人だかりができるのはここだけでした。

別格なのも、わかる。ターバン系女子、かっこいいよな。
というか、私が昔、ターバンに憧れただけかも。そういう意味でも、フェルメールはセンスがいい。
絵は意外と小さいです。
『デルフトの眺望』

フェルメールの技法が凝らされた作品。
点々で、微妙な色合いや光が表されて、フェルメールらしさがある作品。現存のフェルメールの風景画は、この作品と『小路』だけなので、ぜひ見たい作品。

今回の旅行で、私は、何気にフェルメールの風景画が結構好きであることに気がつきました。
『ダイアナとニンフたち』

これがフェルメール作品だと途中で気がつきました。
なんだか、初期の作品だからか、フェルメールっぽくないのよな。
フェルメール研究者の小林頼子さんも、フェルメール作品なのか、疑念をもつ作品ではあります(他の作品とサインが異なることと、ダイアナのおっぱいが不恰好で下手)。
ローマ神話を題材にした歴史画で、月の女神ダイアナと、川・泉の精霊ニンフたちの姿を描いています。フェルメール作品で犬が描かれている絵は、私が知る限り、ほかにないので、そういう意味でもレアな作品。
ちなみに、2012年の朝日新聞出版の『フェルメールへの招待』という本には、ギリシア神話を題材にしたと書かれているけど、たぶん間違い。
美術館2階でぷらぷら

30分くらい楽しみましたが、妻がフェルメールの絵の近くを離れないので、私はぷらぷら3階の他の部屋を見てまわります。
毎日歩き回って、疲れがすごい。途中、座って休憩していても、妻が来る気配がないので、戻ってみると、フェルメールの部屋にまだいました。
「他の部屋見てるね」
と声をかけて、もう一度ぐるぐる見てまわります。
2階を一周見て回ったところで、妻のところに戻ると、フェルメール作品の隣の部屋にいました。
「お、進んでる」
時刻は12時半。10時半に入ったので、2時間経過したことになります。
「お腹すいたね」
「うん。疲れた」
そりゃ、あなた座ってないもん。
座った私も結構疲れているんだから、疲れていないわけがない。しかも、旅行の疲れやら何やらで、朝から体調悪いとのこと。元気がなさそうなので、とりあえず、昼ごはんにすることに。
「外出て、戻ってこられるのかな?」
「う〜ん。調べたけど、どこにも書いてないんだよね。聞いてみよ?」
「うん。お願い」
というわけで、ドキドキしながら、エントランスに戻ることに。
まとめ
- マウリッツハイス美術館は、フェルメールへの愛が試される場所
- 『真珠の耳飾りの少女』は特別扱いされがち
- 『デルフトの眺望』は良い。とても良い
- フェルメール好きは、フェルメール作品のある部屋から2時間離れないので注意!
もしかして、私たち、観光を頑張りすぎるせいで、毎朝起きれないのでは……??
毎日、つかれたよ〜って言いながら、観光していました。
次の記事は、再入場と昼ごはんの話になります。
それでは〜!
参考文献
- 『フェルメール論: 神話解体の試み』小林頼子著 八坂書房 2008
- 『フェルメールへの招待』朝日新聞出版 2012



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