サクサク！食べやすい！老舗「李鵠餅店」の元祖パイナップルケーキ

　先日、知り合いのAさんからパイナップルケーキ（鳳梨酥）を台湾の土産でもらいました。そこで、その味をブログでご紹介することにしました。

　今回ご紹介するのは、台北市の北側にある、基隆市の「李鵠餅店」のパイナップルケーキです。こちらはパイナップルケーキの元祖とされる超有名店です。

　買った人はセンスがいいですね！

李鵠餅店のパイナップルケーキのパッケージ

　黄色に茶色い枠の箱に入っています。パッケージは、昔ながらの雰囲気も出しながら、古臭くもなく、大正モダンのようなシンプルで素敵なデザインです。

　「創於清光緒年西元1882年　百年老店」と書いてあり、100年以上の歴史のある、台湾では老舗中の老舗です。パイナップルケーキの元祖と言われるのも頷けます。

　ちなみに、「李鵠餅店」の鵠くぐいとは、白鳥のことみたいです。

　箱を開けると、全てビニルの個包装になっています。包装には、パイナップルの絵が描かれていて、一目でパイナップルケーキだとわかります。

　ばらまき用のお土産としても、便利です。価格は、10個入りで300元という話です（2025年10月時点）。

　それでは実食です。

　包装を開けると、見た目はクッキーのような生地が現れます。

　ひと口かじってみます。

　生地はサクサクで、パイみたいです。バターのような香ばしさがあります。

　サクサク、口の中に入っていきます。

　う、うまい！

　餡の見た目は、黄色い餡子に近い、ほのかにしっとりした感じです。

　餡は、甘みのあるパイナップルの味をすごく感じます。ジャムっぽいですが、人工的な味はなく、自然な感じがします。昔ながらの冬瓜餡です。パイナップルの実の食感なのか、少しサックリしています。小さな果肉も入っているのが感じられます。ネトネトネットリ系ではないです。

　全体として、初心者に食べやすいと思います。前に食べたものより私は好きな味でした（パイナップルケーキ２回目）。妻も食べやすくて、美味しいと満足しています。妻が満足しているので、私も幸せです。

　李鵠餅店は台北の北、基隆市にあります。台北市内からは少し離れています。台鐡の台北站〜基隆站は35〜45分ほどかかります。

　Aさん、台湾、私も行きたいネ！　うらやましいアル！！　

　でも、お土産もらえるので、観世音菩薩様のごとき寛容さで許してアゲルネ。

　毎回、お土産アリガト！

　北海道のものを贈るので、またお土産よこせアル〜！