【簡単予約】フィンランド長距離バス Matkahuoltoのチケット購入・乗り方ガイド

フィンランドの長距離バスMatkahuoltoのチケット購入予約方法ガイド_表紙 観光・アクティビティ

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 こんにちは。ズッキーです。

 フィンランドの旅行では、電車や飛行機だけでは行けないところがある場面もしばしば。

 例えば、大きな町から離れたイナリやサーリセルカなどのオーロラ・スポットや自然散策に国立公園に行くには、バスは必須です(もちろん、ホテルの送迎が利用できることがありますが、ホテルによっては割高かも??)。

 そんなバスの予約に役立つのが、Matkahuoltoマトカフオルトという予約サイトです。Matkahuoltoは、フィンランド最大の長距離バス運行会社であり、そのサイトは、全国のバス会社を総括する予約プラットフォームになっています。

 予約は必須ではないですが、オーロラの時期など、観光シーズンには、事前予約が最も安く、かつ確実に乗車できるのでオススメです。学生のときは、電車より安いのでよく使っていました。

この記事でわかること
  • Matkahuoltoの予約方法
  • お得にチケットを購入する方法

 

 

予約前に知っておきたい基本情報

チケットの種類と価格

 チケットの購入方法は主に3つです。

  • オンライン購入(割安)
  • 運転手からの購入(割高)
  • 窓口購入(ほぼ閉鎖)

 旅行で行く時は、観光客が多くて乗れないこともあるので、オンラインで予約するのが無難です。オンラインの方が安くチケットが買える可能性が高いですし、会話も必要ないので、言語のハードルも低いです。

価格備考
Saver Ticket(セール)少し割引枠少なめ。路線とバス会社による
Adult(大人)標準価格
Child(子供)45%引き程度
(便による)
0-11歳
Student(学生)45%引き程度
(便による)
Matkahuoltoの認証の入った学生証
(交換留学生など)
Youth(若者)45%引き程度
(便による)
12-16歳
Pensioner(高齢者)3割引き程度
(便による)
65歳以上
Military Service(兵役中)(便による)割引があることも
Press(報道関係者)(便による)割引があることも
オンライン予約のメリット
  • 運賃が安い
  • 席が確保できる

 

予約で使う情報

 予約するにあたって、以下の情報を用意しておきましょう。目的地のバス停については、Google MapやAIチャットツールに聞いておくと良いと思います。

  • 出発地
  • 目的地
  • 日時
  • 乗車人数

 

 

Matkahuolto公式サイトでの予約手順

 まずは、Matkahuolto公式サイトにアクセスしてください。

ステップ1:検索フォームへの入力

 Matkahuoltoのフロントページにアクセスします。

 少しスクロールすると、Timetables and Ticket Purchaseという枠が見えます。

 必要事項を入力します。

  • From(出発地):(例)Ivalo Airport (IVL)
  • To(目的地):(例)Inari Hotel
  • カレンダーマーク📅(日付):(例)20.12.2025(DD.MM.YYの順番です)

 入力し終わったら、「Search」をクリック。

 

ステップ2:便の選択

 検索結果一覧が表示されます。

 私の検索(Ivalo Airport→Hotel Inari)では、3つの便が表示されました。

 自分の都合に合った時間、バス会社(OnniBus/Eskelisen Lapin Linjatなど)、価格を選んで、価格のボタンをクリックします。

 10年くらい前は、OnniBusはMatkahuoltoで予約できなかった気がするのですが、今はできるみたいです。OnniBusは安いけど、椅子が硬かったと思うので、長距離を乗る場合は注意してください。

 

乗り換えの有無やバスの詳細情報について

 また、チケット価格横のInfoの「Stops and description of service」をクリックすると、バスの止まるバス停やバスの行き先などが調べられます。

 バス停間の距離や時間もここでわかります。バスの便やルートによっては、途中で乗り換えが必要なことがあるので、注意してください。乗るときに運転手から注意を受けると思いますが、乗り換えを逃すと、基本的に自己責任です。

 

検索エラー

 バス停の選択によっては、検索結果が出てこないことがあります。本当にその路線がその日に存在しないことも考えられますが、多くは、近くの別の主要なバス停に停まったりするので、検索条件を変えて、試してみましょう。

 

ステップ3:チケットの選択と乗客情報

チケットの選択

 チケットの種類を選択します。

 希望のチケットの枚数だけ「+」を押してください。この便ではこども料金がないようです。料金は、結構、便とか路線に依存しています。

 セールになっていることもあるので、直前ではなく早めの購入がおすすめです。

 決めたら、「Accept」を押すと、次の画面へ進みます。

 帰りのチケットを買う場合は、「Click here to add return journey」をクリックしましょう。

 

 試しに、Rovaniemi bus station → Saariselkä Holiday Clubで検索してみたところ、チケットの種類がかなり多くなりました。このように、路線によって、チケットの価格が異なるので、計画段階で、色々選択肢を広げてみることをおすすめします。

 

座先予約

 座席予約できる便、あるいは、タイミングだと、ここで座席予約画面になります。

 公式HPを見る限り、基本的に座席指定は無料です。以前は追加でお金がかかっていたので、また変更される可能性はあります。

 

乗客情報の入力

 次に乗客情報を入力します。

 乗客情報と言っても、ここでは氏名と次のページでメールアドレスを入力する程度です。

 名前でなく、好きな文字列を個人の認証として使うこともできます。私のように、文字列を設定しても忘れそうな方は、無難に氏名を入力すれば大丈夫です。

 

ステップ4:支払い

 続いて、メールアドレスと支払い情報の入力です。

 まずは、eチケットの注意事項1を読んで、「I have read and I accept the conditions for eBus Ticket」にチェックを入れます。

 次に、emailアドレスを2回入力してください。

 

 さらに下にスクロールすると、支払い方法が出てきます。

 フィンランドの銀行口座を持っていない場合は、おそらくクレジットカードによる支払いがメインになると思います。MastercardかVisaを選んで、ロゴをクリックしてください。

 クレジットカード情報を入力します。

 カード番号、有効期限、3桁のセキュリティコードを入力し、「PAY」を押します。

 

 チケットのキャンセルに関しては、9.50ユーロの手数料がかかりますが、出発の24時間前までに手続きを行えば払い戻しが可能です。

(つまり、9.5ユーロより安いチケットは払い戻しができません)

 土日・祝日や、その翌日の平日に出発が予定されている場合は、その前の平日(営業日)までにキャンセルを申請する必要があります。また、クリスマスイブや夏至祭前夜の出発についても同様です。

 

ステップ5:E-チケットの確認

 クレジットの決済が下りると、メールが送られてきます。必ず内容を確認するようにしてください。

 e-チケットは、必ずしも印刷する必要はありませんが、スクショするなどして、当日はチケット画面とバーコードを必ず表示できる状態にしておいてください。

 私はよくスマホや財布を紛失するので、紙に印刷して持っていくようにしています。

 

 

乗車当日の流れと注意点

持ち物

  • e-チケット
  • パスポート
  • 財布(不足の事態に備えて)

 必ず、チケットパスポートだけは忘れないようにしてください。

 ”ID please!”と言われたら、パスポートを見せてください。

 

乗り場と時間の確認

 私がいつもうっかりするのが、乗り場です。

 私くらいおっちょこちょいレベルが高いと、バスの乗り場が自分が思っている場所と違っていたり、思ったより遠かったりして、乗り遅れそうになります。

 必ずあらかじめ確認するようにしてください。

 Ivalo空港なら、空港の外に出るだけでいいのでいいですが、場所によっては、自分の予約のバス停が思っていた場所と違うことがあります。例えば、Rovaniemiのバス・ステーションはちょっと微妙なところにあって、私はいつも走ってギリギリ間に合います。

 フィンランドのバスは天候不良やバスが満員でもない限り、基本的に時間に忠実です。「バスも遅いから大丈夫!」があまり起こりません。

 

乗車とチケットの提示

 運転手にスマホ画面のE-チケットを提示してスキャンしてもらいます。パスポートも見せましょう。

 チケットを車内購入する場合は、行先を伝えて現金またはカードで支払ってください。支払いが終わったら、チケット代わりのレシートをもらえます。荷物が大きい場合は、トランクに預けられます。

 自転車を載せる場合は、先に予約しておかないと、「悪いけど乗らないから、次の便に乗って。ドライバーには伝えておくから」と言われることがあります(経験談)。

 

バスの設備について

 長距離バスの場合は、基本はトイレがあります。詳しくは、ステップ2の「Stops and description of service」で確認できるはずです。

 また、フィンランドのバスは、日本でwifiが配備されるより、かなり前からwifiがついています。たまに繋がらないこともありますが、それは愛嬌ということで。

 

まとめ

 いかがでしたか?

 フィンランドで、鉄道のない場所への移動手段としてMatkahuoltoはとても便利です。オンラインで予約すれば、現地で英語で会話する必要もなく、金銭的にもお財布に優しく、チケットを購入できます。

フィンランドのバス予約の方法
  1. Matkahuoltoの公式サイトにアクセスする
  2. 必要事項を記入する
  3. 購入する
  4. e-ticketを持っていく

 正直、現地での移動手段としては、国際免許を取るという手もあるのですが、海外で運転するって、ルールも違うし、右側運転だし、ビビっちゃって、今のところ私はできないです。

 フィンランドの魅力は、電車でいけるところだけにあるのではありません。フィンランドの新たな魅力を発見するためにも、バスを使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

[補足] 旅の便利ツール:Matkahuolto公式アプリ

Matkahuoltoには、バスのルート確認やチケット表示に役立つ公式アプリがあります。予約サイトでの購入を終えた後、乗車までのルート確認などに非常に便利です。

アプリ名:「Reitit ja Liput (Routes & tickets)」

 

脚注

  1. チケット購入の注意事項
    ①料金と購入について
    オンライン価格がお得
    ・セーバーチケット(割引運賃):枚数・期間限定
    購入期限: 通常、出発の10分前までオンラインで購入可能
    座席予約: オンライン購入時、同時に座席予約が可能です。

    ②乗車時・身分証明について(最も重要!)
    ・乗車時には、パスポートなどの有効な身分証明書を提示する必要あり
    複数人での乗車: 少なくとも1名が身分証明書を提示する必要あり
    割引利用の証明: 学生割引やその他の割引を利用する場合、学生証などの提示が必要
    ロシアへの旅行: ロシアへ向かう場合、全乗客のパスポート提示が必須です。

    ③変更とキャンセルについて
    変更は不可: 一度購入したeBusチケットは内容の変更ができません
    キャンセル期限と手数料出発の24時間前までにキャンセルフォームから手続きが可能(9.50ユーロの手数料
    キャンセル可能範囲: 往復チケットの場合、片道のみのキャンセルも可能
    運休時の対応: 会社側の理由で便がキャンセルされた場合、手数料なしで全額払い戻し(14日以内に申請が必要)。

    4. その他のサービス
    自転車: 通常の二輪車(長さ230cmまで)はチケット購入で輸送可能ですが、梱包された自転車などは貨物扱いになります。
    OnniBusの制限: OnniBus運行便を利用する場合は、自転車やペットの持ち込みに関する制限に別途注意が必要です。 ↩︎

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