こんにちは。ズッキーです。
2025年6月のベネルクス。
鳥たちは、子育ての真っ盛りでした。ヒナをせっせと世話する親鳥を見られる、とても素晴らしい時期に行くことができて、感激しました。
ルクセンブルクでは、暑すぎたのか、あまり鳥に出会わなかったので、オランダとベルギーで観光中に実際に見かけた鳥を、写真付きで紹介していきます。
鳥を探しているわけでもないのに、「観光地でも、こんなに鳥がいるの?」と思うくらい、いっぱい出会えました。
街中の鳥
ニシコクマルガラス Coloeus monedula(英:Western jackdaw)

カラス界のアイドル、ニシコクマルガラス。
目が点で、ちょいブサイクなのが、チャーミングポイントです。日本のカラスのように、羽が黒光りしていないので、怖さも半減します。
街中なら、どこにでもいます。

全長33 – 34cm(嘴の先〜尾の先までの長さ)。日本のカラスの4分の3くらいの大きさです。
目が可愛い。鳴き声も可愛い。
イエスズメ Passer domesticus(House sparrow)

ヨーロッパでスズメといえば、この方。
頭が灰色のスズメです。日本のスズメのような黒いほっぺたもありません。
常々、日本で一般的なスズメ Passer montanus の方が可愛いなと思っている私です。古くから日本画の題材にも、焼き鳥の食材にもなっているくらい、日本では愛された存在ですが、ヨーロッパではどうなのでしょう?


「ねえねえ、ご飯ちょうだい!」
「ダメです! 今食べたでしょ!?」
という話が聞こえてきそうなくらい、ピーピーと会話していました。親がぷいっと顔を背けるのに、ひなが嘴を近づけてねだっていました。
さすが、オランダ。父親も子育てに積極的です。
ニワトリ Gallus gallus domesticus(Chicken)

風車小屋の庭にて。鶏が2羽、庭にいました。
しかし、まあ。模様が鎖帷子でも着ているよう。西洋ですな。
ハイイロガン Anser anser(Greylag goose)

オレンジ色の嘴と、目周り。オレンジ色の足。
ヨーロッパで飼われているガチョウの祖先になった鳥です。顔が可愛いですね。

一枚一枚の羽の縁が白いので、鎧でも着ているよう。
鎧を着ているせいか、こちらを気にせず、むしゃむしゃと草をはんでいました。
ミヤコドリ Haematopus ostralegus (Eurasian oystercatcher)

英名のOystercatcherという名前の通り、貝を食べる鳥のはずなんですが、公園の草むらでむしゃむしゃ。あなた、一体そこで何食べているの?
しかも、何羽も見かけました。
日本だと、干潟で、貝とか、カニとか、ゴカイとか食べているイメージなのですが……。
▶︎スキポール空港〜アムステルダム市内に移動|公園で見た野鳥にテンションアゲアゲ
ヤマシギ Scolopax rusticola (Eurasian woodcock)

ベルギーのブリュッセルに行くと必ず出会える鳥、ヤマシギ。
ただ、お休みの日はあります。だって、ここ、ビアカフェだもの。
ワインみたいな酸っぱいビール、美味しかったです。

タシギとヤマシギは相変わらず、宇宙人みたいな顔をしています。
水辺の鳥
セグロカモメ Larus argentatus (Herring gull)

アムステルダムの朝の公園で見かけたカモメ。

街中でも見られる鳥ですが、一応水辺の鳥に分類しました。
ヨーロッパの大西洋沿岸なら、まあまあどこでも見られるカモメです。
カモメの見分け方については、別記事(▶︎フィンランドのカモメ6種の見分け方)で紹介しています。
ユリカモメ Chroicocephalus ridibundus (Black-headed gull)

頭が真っ黒な、ユリカモメです。
よく見ると、目の周りが白いです。
笑うような声で鳴くと言われています。ぜひ、鳴き声も聞いてみてください。
カモメの見分け方については、別記事(▶︎フィンランドのカモメ6種の見分け方)で紹介しています。
オオバン Fulica atra(Eurasian coot)

頭がパキケファロサウルスみたいな水鳥です。また、弁足と言って、足が面白い形をしているのが特徴です。
オランダの運河では、毎日お腹いっぱいになるほど、オオバンの姿を見かけます。
日本には、これとよく似た、頭が赤いバンという種類もいます。

運河には枝や葉っぱや、プラスチックで作った巣がみられます。
カンムリカイツブリ Podiceps cristatus (Great crested grebe)

日本にもフィンランドにもいるカンムリカイツブリ。
日本だと港にいたりもします。
繁殖期には顔の周りの羽を広げて、求愛ダンスを踊ることで有名です。
この方々は、オランダの運河の中でもこれを踊るのかしらん?

コブハクチョウ Cygnus olor (Mute swan)

日本では、ただの外来種、コブハクチョウ。
北海道では、この外来種を観光パンフレットの写真に使うことがあり、「ああん??(°ㅂ°҂)」と思うことも……。
しかし、ヨーロッパで見ると、優雅に見える不思議。
エジプトガン Alopochen aegyptiaca (Egyptian goose)

「なんだ、こいつは?」と思って、図鑑で調べたら、エジプトガンでした。
日本にいないので、私的にはレアキャラ。
帰ってきてから、テンション上がりました!!(∩゚∀゚)∩
私の図鑑は少し古いので、イギリスの一部にしかいないことになっていましたが、最近どうやら増えているようです。

マガモ Anas platyrhynchos (Mallard)?

たぶんマガモのメス。
カモ肉って、オスとメスのどちらが美味しい、とかあるんですかね?
牛は、メスの方が柔らかいとかいいますよね。
アジサシの仲間?

アジサシかな、と思って写真を撮ったのですが、逆光でよくわかりませんでした。
予想では、体全体と背中側も灰色っぽいので、ハシグロクロハラアジサシ Chlidonias niger (Black tern)の若鳥かなと思いました。海よりも沼などの淡水に多いアジサシの仲間です。
嘴に魚をくわえていますね!
観光地でも、ちょっと目を向けるだけで、いろんな鳥に出会えます。ぜひ次の旅では、鳥にも注目してみてください!
特に、オランダは水辺が多くて、野鳥の聖地的なところなので、楽しいですよ!
参考文献
- “Suomen ja Euroopan linnut” Juha Laaksonen & Hannu Jännes 1998(2014年版)GUMMERUS
- 『カモメ識別ハンドブック改訂版』氏原巨雄・氏原道昭著 2010 文一総合出版
- 『山渓ハンディ図鑑7 新版日本の野鳥』叶内拓哉・安部直哉・上田秀雄著 2014 山と渓谷社


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