[台湾観光] 空港に着いたけど入国カードがない!? 旅行者の入国カード・オンライン申請

オンライン入国カード表紙 台湾

2024.10台湾訪問時の体験に基づき作成

2025.3.19更新

※2025.5.6に台湾のオンライン入国カードのサイトを確認したところ、サイトのバージョンが新たに更新されていました! それに合わせて近いうちにブログ記事も更新します!

  • 申請用と更新用(間違ったり、情報が変わった場合)でフォームが変更された
  • サイト全体で言語を日本語に設定できるようになった
  • メール認証機能がついてセキュリティが上がった
  • パスポートを写真でアップロードできるようになった
  • 同伴家族を入力できるようになった
  • 到着予定日が二日後までしか指定できない

など

全体的に日本人観光客にとっては、かなり便利で使いやすい仕様に変更されたようです!

 こんにちは。

 ズッキーです。

 先日、初めて台湾を旅行したのですが、飛行機でCAさんに頼まないと、紙の入国カードをもらえないことを知らなくて、入国カードを持っていない状態で、入国審査の手前まで来てしまいました。しかも、入国審査の手前にある台にも、入国カードが置いていなくて、オンライン入国カードのQRLコードだけが設置されている状況でした。

 そのときに、悪戦苦闘しながら台湾オンライン入国カードを記入しましたが、記入した後も、妻と少し不安を覚えながら入国審査を受けました。これは他の旅行者も困っているかもしれないと思い、入国カードのオンライン申請について、ご紹介をすることにしました。

 申請は、パソコンやスマートフォンから簡単に申請できます。実際、私も台湾に行った時にこの台湾のオンライン入国カードを利用したので、その経験も踏まえながら、書いていこうと思います。

そのときの記事がこちら!

 

 入国カードのオンライン申請ページはこちらのリンクから

 

入国カードとは?

 入国カードは、台湾に旅行(観光)で入国する際には、必ず提出しなければならないものです1。台湾への入国は、中華民国内政部移民署(National Immigration Agency)が管理しており、入国カードはその管理のために利用されています。

 入国カードは、台湾語では「入國登記表」、英語では”Arrival Card”と表記され、日本語訳は「入国審査カード」となっていますが、表記が錯綜してはわかりにくくなってしまうので、当記事ではまとめて「入国カード」と表記することとします。

 

入国カードのオンライン申請とは?

 文字通り、オンラインで申請する入国カードのことです。スマートフォン(スマホ)やパソコンから簡単に申請できます。

 入国カードには、紙とオンラインがあります。オンラインの入国カードは、入国審査にかかる時間を短縮するために、2015年7月1日より導入されました2。紙の入国カードとの最も大きな違いは、事前に申請ができることです。

 ところが、事前に申請ができるという大きなメリットがあるにも関わらず、ガイドブック3を見ると、紙の入国カードについては記入方法の説明がありますが、オンラインの入力方法は記載されていないことがあります。私も、ガイドブックを見ながら申請しようと思ったら、書いていなくてとても困りました。そこで、当記事では、オンライン入国カードに特化して、その記入方法について説明したいと思います。

 

用意するもの

 オンライン申請フォームは全部で5ページあります。必要事項を埋めるために、パスポート番号(旅券番号)やホテルの名前、飛行機の便名などの情報が必要です。正確に入力するために、これらの必要なものを準備してから申請に進みましょう。

  • パスポート(パスポート番号、名前のローマ字表記など)
  • Eチケットなどフライト情報がわかるもの(飛行機の便名、発着日)
  • ホテル名がわかるもの(ホテルの名前、所在都市名)

 

入国カードのオンライン申請方法

 入国カードのオンライン申請ページはこちらのリンクから

 ここでは、多くの人が使用するスマホの画面でオンライン申請を説明していきますが、パソコンでも内容は変わりませんので、ご安心ください。

 まずは、オンライン申請のサイトを開くと、登録注意事項が英語で表示されます。そこで、Select Optionと書いてあるところをクリックして、言語を英語から日本語に変更します。

 下にスクロールすると、オンライン入国カードの申請が必要な対象者の一覧が出てきます。

 対象者はこちら。

オンライン申請の対象者
  1. 中華民国国民で戸籍が台湾にない方のうち、台湾地区居留証を持たない方
  2. 外国籍で居留ビザ、居留証(ARC)、外交官員証(MOFA CARD)を持たない方
    日本人観光客は大体これに該当
  3. 観光目的に該当する数次有効出入境許可証(再入国許可)を持つ中国の方
  4. 観光目的に該当する数次有効出入境許可証(再入国許可)を持つ香港・マカオの方

 

 日本人観光客の多くは、ビザや居留証を持たないと思うので、2に該当します。1, 3, 4は中国籍や台湾籍の方などが対象なので、日本人にはあまり関係ないと思います。

 そのまま、さらに下にスクロールすると、

登録注意事項が出てきます。

登録注意事項
  1. 毎回入国審査を受ける前までにすべての登録を完成してください。
  2. すべての項目は正確に、且つ詳しく登録すること。記入漏れや入力間違いがあれば、登録ページをもう一度開き、再度登録し直した後、再送信してください
  3. 英語氏名の欄はローマ字とスーペスしか入力できません。それ以外の記号は使用しないでください。
  4. 中国語で入力する内容があれば、正体字(繁体字)で入力してください。
  5. 登録完了後、ご登録のメールアドレスに確認のメッセージが自動送信されます。メールアドレスを正確に入力するようもう一度ご確認願います。入国審査の時、確認のメッセージメールを提示してもらう場合があります

 

 この注意事項で大事なところは、2つあります。

 1つは、記入ミスなどがあった場合、再提出をすれば、入国カードのデータが更新されることです。なので、「間違って送ってしまった!」ということがあっても大丈夫です。安心してください。

 もう1つは、申請するとメールに確認メッセージが届くので、そのメールを見せられる状態にして入国審査を受けてほしいということです。

 この2点を頭において、実際の登録に進みましょう。注意事項の下の「NEXT」という青いボタンをクリックします。

オンライン入国カードの入力(STEP1)

 入力フォームの1ページ目です。

 さて、前のページで英語に言語を変更したはずが、なぜか英語表記に戻ります。「全部のページを日本語に直してくれよ」と思いながら、先に進みます。右上の「Language」というボタンをクリックすると、日本語を含む複数言語表記にすることもできるのですが、正直視覚的に見にくい上、選択で選ぶタブには日本語表記がないので、表記を変更する必要はないと私は感じました。もちろん、日本語の方がラクな方の方が多いと思いますので、その点は皆さんにお任せします。

※ここではデモンストレーションのために、架空の名前や番号を入力しています。現実世界とは何も関係がありませんので、ご注意ください。

English Family Nameパスポート記載の苗字(姓) ローマ字
English Given Nameパスポート記載の名前(名) ローマ字
Chinese Name中国名(空白で大丈夫です)
Date of Birth生年月日(パスポート記載)
Gender性別 [選択]
Place of Birth Country出生国 [選択]
City/State or Province出生地(都道府県 or 都市)を入れましたが、
空欄でも良いようです。

 中国名など、本当に無記入で大丈夫か心配になるかもしれませんが、大丈夫です。次に進めるので、気にせず飛ばしましょう。

 入力が終わったら、「NEXT」をクリック。

オンライン入国カードの入力(STEP2)

 入力フォームの2ページ目です。

Nationality国籍 [選択]
Passport No.旅券番号(パスポートNo.)
Visa typeビザのタイプ [選択]
免簽證 Visa exempt(90日以内の観光等)
・外交 Diplomatic Visa(外交官など)
・禮遇 Courtesy Visa(礼遇・非公式外交等)
・停留 Visitor Visa(留学・ワーホリ等)
・落地 Landing Visa(トルコ国籍の方等)
日本人観光客は大体免簽證 Visa exemptでOK。
Entry permit/Visa No.ビザ等がある方は入力。
観光客は空白で大丈夫です。
Visaについては台北駐日經濟文化代表處橫濱分處HP(https://www.roc-taiwan.org/jpyok_ja/post/9031.html)参照。

 ”exempt”(免除)という単語に聞き覚えがなくて、内心ビビりました笑。こういうときに記入例が手元にないと、不安になります。直感的にこれしかないだろう、というのはわかるのですが、不安は拭いきれません。ここで、確認して拭いきってもらえれば嬉しいです。

 入力が終わったら、右下の青いボタン「NEXT」をクリック。

 

オンライン入国カードの入力(STEP3)

入力フォームの3ページ目です。

Expect Arrival Flight/Vessel No.行きの飛行機の便名
Expect Arrival Date台湾入国予定日
Intended departure Date台湾出国予定日
Intended departure Flight/Vessel No.帰りの飛行機の便名
Purpose of Visit入国の目的 [選択]
1. 商務 Business
2. 求學 Study
3. 観光 Sightseeing
4. 展覧 Exhibition
5. 探親 Visit Relative
6. 醫療 Medical care
7. 會議 Conference
8. 就業 Employment
9. 宗教 Religion
10. 其他 Others
Occupation職業 [選択]4
会社員は「職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFF」を選択すればOK。
学生は「学生/STUDENT/SCHOLAR/PUPIL」を選択してください。
その他の職業は脚注に一覧を入れたので、一番近いものを選んでください。

 会社員がどれなのか、選択肢がわかりにくくて、これでいいのかどうかと緊張してしまいますね。

 入力が終わったら、右下の青いボタン「NEXT」をクリック。

 

オンライン入国カードの入力(STEP4)

 入力フォームの4ページ目です。

Home Address[上の段] 国(日本) [選択]
[下の段] 日本の住所を入力(英語)
▶︎[参考]英語での住所の書き方
Residential Address or Hotel Name in Taiwan滞在先の住所
住所の区分 [選択]
・Residential Address(友達の家など)
・Hotel Name(ホテルの名前)
・Transfer(乗り継ぎのための滞在)
[上段] 都市名・縣名(県名)[選択]
[下段] ホテル名 or 滞在先住所
Cell Phone Number携帯電話番号
81090XXXXXXXX
81は日本の国番号です。
最初の”0”は抜いてください。
▶︎[参考] 海外の電話番号の考え方
Email Addressメールアドレス
届いたメールを使うことがあるので、正確に入力してください。

 ここでも、携帯電話番号の書き方に悩みました。「080」とか「090」とかで始まると思いますが、海外なので、国番号を入れた方が良いでしょう。というわけで、+81を入れたら、+が理由で次のページに進めませんでした。なので、「8180XXXXXXXX」とか「8190XXXXXXXX」などと入力すればいと思います。基本は電話など来ないと思いますので、そこまで問題になることはないでしょう。

 入力が終わったら、右下の青いボタン「NEXT」をクリック。

 

オンライン入国カードの入力(STEP5)

 入力フォームの5ページ目です。

Verification Code認証コード
右側に表示される数字を書き写すだけです。

 Verification Codeの入力が終わったら、もう一度記入内容に間違いがないかを確認して、右下の青いボタン「Confirm」をクリックしましょう。

「Your application is accepted!」や「Apply Success!」、「Your submission is complete!」などのメッセージが表示されれば完了です。正直、入力時は必死で、完了のメッセージのメモをする余裕はなかったので、どういう表示されたのかは覚えていません。

 

申請内容確認メールの受信

 登録が完了すると、申請したメールアドレス宛に登録完了のメールが届きます。きちんとメールが届いたかを確認しましょう。迷惑メールに入ることもあるので、もし届かなかった場合には、迷惑メールフォルダも確認してみましょう。

 届いたメールは、入国審査のときに見せるように言われることがあるようなので、必ず見せられる状態にしておいてください。もし可能であれば印刷して持っていくと、スマホの調子が悪くなったりしても心配しなくて済むかもしれません。

 私は、台湾の入国審査では、パスポートを渡したら、メール画面を見せることすらなく、あとは全自動で終わりました。入国審査の担当者から一言も話しかけられなくて、寂しい気持ちになったので、とりあえず「謝謝!」と言っておきました。ドイツの入国審査ならニコッと笑って「旅行楽しんでね!」とか言われますが、あんなに愛想がいいのは少数派なのでしょう。

 ちなみに、フィンランドの入国審査の担当者はずっと無表情がデフォルトです。でも、フィンランドはそれでいいんです。それがいいんです。

 

 ここまで、入国カードのオンライン申請の具体的な方法について説明しました。

 でも、「実際、オンライン申請の方がいいの?」とか、「オンライン申請はいつからできるの?」などの疑問も出てきますね。

 

オンライン申請のメリット・デメリット

 オンライン申請の一番大きなメリット事前に申請できることです。飛行機の時間や空港での時間を大切にしたい人におすすめです。ゆとりを持って申請できる上、申請しなおせば修正も可能で最後の修正内容が反映される仕組みなので5、そういう意味では、紙よりも安心かもしれません。

 また、エバー航空のHPには「外国人旅行者の台湾入国手続きを迅速化するため」と書いてあることから、審査の手続きにかかる時間も短縮されるのではないかと思われます。実際、私の体感では、紙の入国カードを持っていた前の人より早く審査が終わった気がしました。何も聞かれずに「通って」と言われたので、とてもラクでした。私の感覚なので、どこまでアテになるかはわかりませんが笑笑。

 一方で、デメリットは、ネット環境が必要になることと、スマホだと記入例を横で見ながらの作業が難しいことです。台湾に着いてから申請する場合、空港はネット環境があるものの、ネットにうまく繋がらないことがあります。実際、私もネットに繋がるまで、何度か繋ぎ直しをしなければいけませんでした。

 また、申請フォームに入力した自分の記入内容が正しいのか不安になる方も多いと思います。ガイドブックにもオンラインの記入例は載っていないので、見比べながらの記入はしたい方には、今のところ、紙の方が簡単かもしれません。

 私は、アナログ人間なので、紙の方が好きですが、初めての台湾旅行で、飛行機の中で頼まないともらえないということをわかっていなくて、入国カードをもらい損ねてしまいました。また、入国審査のゲートに並ぶ行列の前にあった、カウンターには紙の入国カードがおいていなかったので、オンラインで申請することになりました。奥には紙の入国カードを配っている人がいたことに後から気がつきました。紙の入国カードを使いたい方で、心配な方は、飛行機の中でCAさんに頼むことをおすすめします

 

いつから申請できる?

 台湾のオンライン入国カードはいつでも申請できます。あえて言うなら、飛行機と宿泊先が決まればすぐにでも申請できます。滞在は90日以内なので、その点は注意してください。私は、紙の入国カードをもらい損ねたので、空港でQRコードを読み取って、空港のwifiを使って申請しました。空港のwifiの接続が悪いこともあり得るので、あらかじめ申請するのが一番安心かなと思います。

 入国カードのオンライン申請はこちらからどうぞ!

 

実際の入国時に必要なものは?

 台湾に入国する際に必要なものは、

  • パスポート
  • 入国カード(オンラインの場合は届いたメール内容を見せられる状態で)
  • 航空券
  • ビザ(90日を超えて滞在する場合)

です。いつでも見せられるように準備して、入国審査に臨みましょう。

 

まとめ

 オンライン入国カードの申請にあたっての注意点をまとめました。

注意点
  • パスポート、滞在情報、フライト情報の入力は正確に行ってください。
  • 入力情報の変更や入力ミスがあった場合に備えて、時間に余裕を持って申請してください。
  • 入力後、間違いがないか、再度チェックしましょう。
  • 入国条件は変更されるため、最新の情報をチェックするようにしてください。

 オンライン入国カードを利用して、ぜひ楽しい台湾旅行をスタートしてください!!

 

 

 

脚注

オンライン入国カード申請フォーム3ページ目の職業一覧
図 オンライン入国カード申請フォーム3ページ目の職業一覧
  1. 台湾は国の定義が複雑な場所なので、入国のことを「入境」と表すこともあります。道浦俊彦TIME(ytv)によると、入境は中国語的表現だという話もあります。『地球の歩き方2023〜24』は「入国」、『るるぶ ’24』は「入境」という表現を使用しています。 ↩︎
  2. kkdayエヴァー航空のHPを参照。どちらのHPにも「入国審査を迅速にするためにオンラインの入国カードが導入された」という内容の記述があるため、オンライン申請の方が入国審査が早く終わると考えて良いと思います。おそらく、入国審査官が情報を入力する手間が省けるのでその分手続きが早くなるのではないかと思いますが、正確にはわかりません。私の体感では、紙を持っている人よりオンラインの私の方が、審査が早いと感じました。 ↩︎
  3. 『地球の歩き方 2023〜24』および『るるぶ ’24』 ↩︎
  4. オンライン申請フォーム3ページ目の職業一覧(上図↩︎
  5. 間違えた場合の修正については、こちらの外部サイト(ずっきーの台湾生活←anotherズッキーです&shiomilog.com)などをご覧ください。 ↩︎

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