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こんにちは。ズッキーです。
フィンランドのロヴァニエミでオーロラが見たいけれど、「本当に見えるの?」と不安に感じていませんか?
結論から言うと、ロヴァニエミでもオーロラを見ることは十分に可能です。
確かに、オーロラ観測率の高い北部の街(50〜75%)に比べると、ロヴァニエミの観測率は40%程度と低い傾向にあります。しかし、ロヴァニエミには、サンタクロース村をはじめとする特別な魅力がたくさん!
この記事では、4回ロヴァニエミを訪れた筆者の実体験をもとに、アクセスしやすく、オーロラが見えやすいおすすめの観測スポット5選をご紹介します。
正直、ロヴァニエミでオーロラって見えるの?
オーロラが見える3つの基本条件
結論から言うと、ロヴァニエミでもオーロラを見ることは可能です。ただし、運と準備の両方が重要です。
- 太陽活動:活発なほど、オーロラが見える可能性が高い
- 天候:雲に遮られると見えないため、晴れていることが必須
- 見る場所:オーロラの光は非常に弱いので、街の光が届かない暗い場所を選ぶことが重要
太陽活動と天候は運に左右されますが、観測場所は自分で選ぶことができます。
この記事では、この「運以外の要素」を最大限に活かすためのスポットを解説していきます。
私のロヴァニエミでのオーロラ体験
私が初めてロヴァニエミでオーロラを見たのは、9月7日、日没後の午後9時頃でした。
場所はHarjulampiという池のほとりです。

当日の状況は以下の通りでした。
- 時期:9月7日
- 気温:10℃前後
- 天気:霧雨、曇り空
- 明るさ:街の光が入り、正直少し明るい場所でした。
その日はずっと曇り空で、現地のフィンランド人にも「今日は難しいかもしれない」と言われていました。

しかし、日が沈んでから雲が少しずつ晴れ、ゆっくりとオーロラが現れたのです。
なので、天気が悪くても諦めずにオーロラスポットへ足を運ぶことはとても重要です。運任せな部分が多いからこそ、オーロラを見たいという強い気持ちが、チャンスを引き寄せることもあります。
なぜ暗い場所でオーロラを見るべき?オーロラ観測の基本知識
オーロラを観測するには、街灯などの人工的な光が少ない、できるだけ暗い場所へ行くことが非常に重要です。これは、オーロラの光がとても微弱なためです。
明るい場所で星が見えにくいことと同じ原理で、わずかな光もオーロラ観測の妨げになります。
オーロラの光と街灯の明るさの比較
専門家によると、オーロラの明るさは非常に弱いとされています。
- 普通のオーロラ:0.01〜0.1ルクス(ロウソクから3〜10m離れた明るさ)
- 夜の街灯の下:10〜100ルクス
このように、街灯の下の明るさは、オーロラの光の100倍から1000倍も強いため、街の明かりがあるとオーロラはほとんど見えなくなってしまいます。
ロヴァニエミで自力で行けるオーロラ観測スポット5選
私が初めてロヴァニエミでオーロラを見た場所は、Harjulampiという池のほとりでした。
正直、街の明かりが少し入る明るい場所だったため、運良く強いオーロラが現れたから見ることができたのだと思います。
そのため、ここからご紹介するスポットは、アクセスしやすく、より光害の少ない場所を厳選しています。
① Ounasvaara(オウナスヴァーラの丘)
私のイチオシ、Ounasvaaraです。
| アクセスしやすさ | ★★★☆☆ |
| 光の少なさ | ★★★★☆ |
| 眺望 | ★★★★★ |
| 平均点 | 8点 |
| 超主観的総合点 | 10点 |
Ounasvaaraがおすすめの理由
ロヴァニエミ全体を見渡せる高台にあるため、開けた視界でオーロラを観測できます。街の光が少なく、夜空を遮るものがほとんどないため、オーロラ観測には最適な場所の一つです。

観測時の注意点
夜間に丘を登る際は、足元が暗くて危険な場合があります。昼間に一度偵察に行くか、ヘッドランプや懐中電灯を持参しましょう。特に雪の季節は、雪で反射して真っ暗ではないかもしれませんが、念のため明かりがあったほうが安全です。

行き方
スキーリゾートがある北東側は明るい可能性があるため、街側から登るのがおすすめです。目印となる展望台(Observation tower)を目指すと良いでしょう。

街の中心部からのアクセスは、次の2つの地点に比べると、少し悪いです。
② Arctic Arboretum(科学博物館Arktikum裏の川沿い)
| アクセスしやすさ | ★★★★★ |
| 光の少なさ | ★★★★☆ |
| 眺望性 | ★★★★☆ |
| 平均点 | 9点 |
| 超主観的総合点 | 9点 |

Arktikum裏がおすすめの理由
街の中心地から非常に近く、宿泊しているホテルが街にある方にとって、アクセスしやすい点が最大の魅力です。
オーロラが基本的に北から現れるのに対し、この場所は街の明かりに背を向ける形で観測できるため、光害を避けることができます。
観測時の注意点
街に近いため、人が多くなる可能性があります。もしオーロラと一緒に写真を撮りたい場合は、早めに場所を確保しておくことをお勧めします。
参考リンク
この場所については、RURUさんのブログ記事でも詳しく解説されています。
③ Jätkänkynttilä橋(ロウソク橋)の脇
| アクセスしやすさ | ★★★★★ |
| 光の少なさ | ★★★☆☆ |
| 眺望性 | ★★★★☆ |
| 平均点 | 8点 |
| 超主観的総合点 | 8点 |
フィンランド人の友達に、「Rovaniemiで一番好きな場所はどこ?」と聞いたら、「このロウソク橋が好き」と言っていました。橋は確かに綺麗でいいのですが、その橋を一番好きと思える心もいいなと思います。

ロウソク橋の脇がおすすめの理由
街の中心部から近く、徒歩でアクセスできるため、手軽にオーロラ観測が楽しめます。厚着をしていない旅行者でも、防寒対策が不十分でも街に戻りやすいという安心感があります。
観測時の注意点
橋自体がかなり明るいため、強いオーロラでないと見えにくい可能性があります。
④ Santa Claus Village近くの開けた雪原
| アクセスしやすさ | ★★☆☆☆ |
| 光の少なさ | ★★★★☆ |
| 眺望性 | ★★★★☆ |
| 平均点 | 7点 |
| 超主観的総合点 | 7点 |

サンタクロース村近くがおすすめの理由
街灯が少なく、周りは沼地と森に囲まれているため、光害を気にせずオーロラに集中できます。強いオーロラが出現すれば、サンタクロース村とオーロラを一緒に撮影することも可能です。
観測時の注意点
街の中心部からは遠いため、オーロラ目的だけでの訪問なら別の場所の方がいいかもしれません。サンタクロース村観光や雪上ツアーと組み合わせて訪れるのが良いでしょう。
参考情報
サンタクロース村の開館時間は、公式サイトをご確認ください(リンク内のフィンランドの日付表記はdd.mm.yyyyで、日.月.年の順番です)。
⑤ 車があるなら「Olkkajärvi」あたりまで郊外へ
| アクセスしやすさ | ★☆☆☆☆ |
| 光の少なさ | ★★★★★ |
| 眺望性 | ★★★★★★ |
| 平均点 | 6点 |
| 超主観的総合点 | 8点 |

Olkkajärviがおすすめの理由
街から離れた郊外にあるため、月以外の光害を気にする必要がありません。湖が凍らない秋には、湖面に反射したオーロラを撮影できる可能性もあります。
観測時の注意点
車がないとアクセスは困難です。
不安な方へ:安全にオーロラを見るなら現地ツアーがおすすめ
自力でオーロラを見つけられるか不安な方や、街の光から離れてより暗い場所で幻想的なオーロラをじっくり鑑賞したい方は、現地ツアーへ参加するのも良いと思います。ロヴァニエミ発のオーロラハンティングツアーは、プロのガイドが付いているため安心です。
ツアーによって価格や内容(写真撮影付き、防寒具レンタル有無など)が大きく異なりますので、ツアー会社のプランをよく比較することをお勧めします。
オーロラ観測の成功率を上げる3つのポイント
オーロラ観測は「運」に左右される部分が大きいですが、準備と知識があれば成功率は格段に上がります。
ここでは、運以外の要素で失敗しないための3つのポイントをご紹介します。
1. オーロラ予報をチェックする
オーロラ予報を確認するために使われるのが、「Kp」という指標です。Kp値が高いほどオーロラの発生確率は高まります。ロヴァニエミではKp値3〜4あればオーロラが見える可能性があるとされています。
2. 天候をしっかり確認する
オーロラは雲の上空に現れるため、晴れていないと見ることができません。当日の天気予報で雲の量(cloud coverage)を必ず確認しましょう。
フィンランド気象研究所(FMI)のサイトや、予報アプリで雲の動きをチェックするのがおすすめです。
3. 服装と持ち物で「待つ」準備をする
オーロラ観測では、寒さ対策が非常に重要です。いくら良い場所にいても、寒くて耐えられなければオーロラを待つことができません。
- 服装:動くと少し汗をかくくらいの、しっかりとした防寒着を着るのが基本です。重ね着で体温調節ができるようにしましょう。
- 持ち物:カイロ、防寒具、温かい飲み物など、長時間外にいても冷えない工夫が大切です。
オーロラはいつ現れるかわからないので、どれだけ粘れるか、が成功の鍵になります。
関連リンク(参考情報)
より詳しい情報については、以下の記事も参考にしてください。
それでも見えなかった方へ
「せっかくフィンランドまで来たのに、オーロラが見られなかった…」
そんな気持ちになってしまうのは当然です。オーロラは自然現象なので、どんなに準備をしても見られないこともあります。
でも、落胆しないでください。

私は、動物が好きで、野生動物を見に行って、よく見れないまま帰ります。その時に考えるのは、「次は絶対見る!!」という強い気持ちです。次がいつかもわからないですし、次が本当に来るかもわかりません。
でも、とにかく「次は見る!」と思うと、次が来るような気がしています。
まとめ
ロヴァニエミでオーロラを見るためには、運に頼るだけでなく、事前の準備と知識が非常に重要です。
この記事で解説した、以下の3つのポイントを復習しますね。
- 場所:街の光から離れた、できるだけ暗い場所を選ぶ。
- 予報:Kp値や天候をこまめにチェックする。
- 準備:しっかりとした防寒対策で「待つ」時間を確保する。
準備を万全にすれば、ロヴァニエミでオーロラに出会えるチャンスはきっとあります。ぜひ、最高の思い出を作ってください!
もっと詳しく知りたい方へ:オーロラ関連リンク集
参考文献
- 『太陽のきほん』上出洋介 2018 誠文堂新光社
- 『一生に一度は見たい絶景の楽しみ方 オーロラ・ウォッチングガイド』赤祖父俊一 監修 2018 誠文堂新光社
- 『オーロラの科学 人はなぜオーロラにひかれるのか』上出洋介 2010 誠文堂新光社






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