こんにちは。ズッキーです。
今回は、私がフィンランド料理の中で1番好きなカレリアシチューを作ってみました。
カレリアシチュー(Karjalanpaisti)は、フィンランド東部、カレリア地方発祥の伝統的な肉の煮込み料理です。フィンランドでは、クリスマスのご飯として出てきたりします。
カレリアシチューは通常3時間かかりますが、今回は「オーブン+圧力鍋」を使って、調理時間を約2時間に短縮しました! 忙しい方でも(?)フィンランドの味を楽しめるレシピです。
- ステップ1:野菜の甘さを引き出す(オーブンで60分)
- ステップ2:肉を柔らかくする(圧力鍋で5〜10分)
- ステップ3:香ばしさを加える(オーブンで20分)
カレリアシチューを食べたのは、たしか友達に勧められて、お店で食べたのが最初だったような…? あれ、家で食べたのが先だっけ? まあ、どっちでもいいですが、私のイチオシ・フィンランド料理であることは間違いありません!
一応、ChatGPTにもカレリアシチューのことを聞いてみましょう!

カレリアシチューってなに?

カレリアシチュー(Karjalanpaisti)は、
静かな森の奥で煮える“北の魂”の味です。

……あ、うん。そうだと思う!
カレリア地方ってどんな場所?
カレリア地方(Karelia)とは、ざっくり言うと、フィンランド人のルーツとされるエリアです。フィンランド東部〜ロシアの国境あたりの地域のことですね。
この地域は、フィンランド人にとって、心のふるさとのような場所とされています。
というのも、フィンランドで独立の機運が高まったとき、民族意識の拠り所とされたのが、カレワラという民族神話です。で、カレワラの編纂時には、地域に残る民話を集めて、神話の内容を調査したのですが、その調査が行われた主な地域がカレリア地方なのです。
カレリア地方は、ロシアの文化と北欧の文化が交差するエリアでもあります。
フィンランドの「悲願の地」と呼ばれるカレリア地方の歴史と文化に、もっと詳しく触れてみませんか?
カレリアシチューの調理方法について(基本とアレンジ)
カレリアシチューは、普通に作ると、3時間くらいオーブンでじっくり熱を入れるお料理です。
私が想像する限り、カレリアシチューはカレリア人がペチカ(暖炉×石竈×蒸気浴場)を使って、調理していた名残ではないかと思います。ペチカで薪に火を起こして、その余熱で、お肉を調理していたものと考えられます(ペチカはフィンランドのuuniに相当します)。
具を入れたホーロー鍋をオーブンに入れるだけで、ほぼできちゃうので、調理作業はかなりラクです。
ただ、私は面倒くさがりで、計画性もないので、ご飯を食べる3時間前から準備をするということが苦手です。しかも、ホーロー鍋というおしゃれグッズは持っていません。なので、今回は、時短のために、圧力鍋を使いました。これで、1時間くらいは時間を削れます。
(作り終わってから、「ホーロー鍋じゃなくて、オーブン皿で作れば良くね?」と気が付きました笑笑)
ところで、シチューと聞くと、スープのことだと思う方もいらっしゃるかもしれません。
誤解のないように、シチューについても軽く説明します。シチューというと、日本ではスープのイメージですが、ヨーロッパ圏だと、煮込み料理(肉じゃが的な?)を指します。つまり、具を食べるものです。
レシピ(材料+作り方)
材料
カレリアシチュー(2〜3人分)
- 肉(複数種を混ぜるのがカレリア流。鹿肉などもあれば、なお良し)
- 牛肉‥300gくらい
- 豚肉‥300gくらい
- 玉ねぎ‥3個
- にんじん‥1本
- バター‥一片
- 塩‥適量
- コショウ‥適量
- ローリエ‥1枚
- オールスパイス‥5〜6粒
- 水‥具がある程度浸かるくらい(圧力鍋)
※オールスパイスが独特の美味しさにつながるので、できるだけ入れるようにしてください。
付け合わせ(マッシュ・ポテト)
- ジャガイモ‥6個くらい
- 水‥切ったジャガイモが浸かるくらい
- バター‥一片
調理器具
- オーブン
- オーブン皿
- クッキングペーパー
- 圧力鍋
調理方法の流れ
オーブンやホーロー鍋を持っているとも限らないので、3通りの方法を考えました。
- [一般]オーブン×ホーロー鍋(オーブン皿でもOK)
- [今回]オーブン+圧力鍋+オーブン
- [別案]鍋+圧力鍋
私の食べた感触では、このカレリアシチューの1番のポイントは、弱い熱でじっくり調理して、野菜の甘さを引き出す(キャラメリゼ)ことと、肉を柔らかくすることです。
つまり、野菜の甘さを引き出した段階で、圧力鍋に入れれば、時短になるというのが、今回の作戦の肝です。
カレリアシチュー調理手順
- オーブンを温める(200℃くらい)。
- 肉を4〜5cm角で切る。
- 玉ねぎを銀杏切りにしたあと、半分に切って2〜3cm角くらいにする
- にんじんを乱切りにする(3cmくらい)
- オーブン皿に1〜3をのせて、最後にバターを一片のせて、塩・コショウをかけて、オーブンに入れる。
(本当は鍋で炒めた方がいいですが、面倒なので直接オーブンでやりました) - オーブンを180℃くらいにする。60分でタイマーをかける
- この間にマッシュポテトを作ります。
- ジャガイモを小さめに切って、鍋に入れて水を張り、火にかけます。
- ジャガイモに端がすんなり刺さるくらいに火が通ったら、余分な水分を切って、ボウルにあけます。ジャガイモをスプーンなどで潰して、バターを入れてかき混ぜます。
(わきに置いておきます) - 60分加熱後、オーブンの様子を見ます。玉ねぎが甘くなった色(火が通って、トロッとしてくる)になったら、ベストですが、別に足りなくても圧力鍋に入れるから大丈夫。
- 10を圧力鍋に突っ込む。この時、ある程度具が浸かる程度に水を入れる。オールスパイスとローリエも入れる(忘れずに入れましょう!!)
- 5〜10分加圧(煮込み設定による)
- 圧力調理が終わったら、表面を軽く焼き目をつけて香ばしく仕上げるのと、水分を飛ばすために、もう一度オーブン皿に移す。
- オーブンに入れて、190℃くらいで20分加熱
- お皿にマッシュポテトを盛って、乾燥パセリをかけます(あれば)。そこにシチューをよそって、出来上がり!!

味の感想
美味しい!
やっぱりオールスパイスが入っていることで、甘さの風味とコクが出ますね。
だけど、やっぱり玉ねぎの甘さが足りない気がします。オーブンに玉ねぎを入れる時間をもう少し長くした方がいいかもしれません。あるいは、鍋できっちりきつね色になるまで炒めた方がいいのかもしれません(オーブンで3時間加熱するなら不要)。
十分美味しいんですけどね!
ちなみに妻に味の感想を聞きました。
「風邪で鼻が詰まって、味が全然わからない……(৹˃̵﹏˂̵৹)」
ぜ、ぜんぜん参考にならねえっ!!( ꒪⌓꒪Ⅲ)
(妻は悪くないです。ネタにしてゴメンね!)
こういうときは、ChatGPTに聞くのがいいでしょう。

カレリアシチューはどんな味ですか?

一口食べると、味覚がフィンランドの森にワープする。
香辛料もワインもないのに、なぜか「深い」。
肉と塩と火、ただそれだけの組み合わせで、心まで温まる不思議な料理——それがカレリアシチューだ。
さすがChatGPTです。無駄にコメントがワープしています。素敵です。
それにしても、圧力鍋使うせいで、洗い物が増えるので、3時間→2時間程度だと、時間短縮できているのか、微妙な気がします。
自宅で作るカレリアシチューも美味しいですが、次はぜひ本場ヘルシンキで食べ比べてみてください!
次回……カレリアパイを作りたい!
今度は王道のカレリアパイを作りたいなと思っています。
実は、もう北海道産のライ麦粉を買ってあるんですよね〜。
それでは〜。

寒い夜に、静かに煮える鍋。
その香りが、北の国の記憶を少しずつ溶かしていく。
フィンランドの味を、自分の台所で。
そんな時間も、悪くないですね。

はーい。チャッピーありがとう!



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